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トムクルーズの映画を観に行きました。アウトローという映画。
内容は、トムクルーズが悪い奴らを追い詰めて、殺していくというヒーロー物。
考えないで観るだけならスカッとするかも知れないです。

でも、考えると怖い映画。そこが非常にアメリカ的なのですが、銃社会ならではの内容。
銃弾に始まり、銃弾に終わる。
アメリカの銃は日本の猟銃と違って、人を殺すためにあるようですが、トムクルーズが堂々と「自分が正しければ、間違った他人は殺してもいいのだ。」と示しています。

そこに何の違和感なく、娯楽映画にしてしまうのが、アメリカの常識なのでしょう。日本社会からすれば、異常な世界。この映画は問題作。

しかし、アメリカ社会からすれば日常、問題作どころか日常を描いた娯楽作品となるのでしょう。

今、日本では学校の先生や柔道の監督、コーチの暴力による生徒、選手の支配が問題になっています。暴力で人を支配している日本の教育現場。アメリカ人からすればこれは異常なことでしょうね。

何が正しいのかは、その国、その人によって違うでしょう。

その価値観を統一しようとすれば、争いになる。罵り合い、殺し合い。イスラム過激派が異教徒を殺すように、、、(T_T)これはいけないことです。

自分の信じることを信じるのは良いでしょう。でも、その価値観を人に押し付けるのはいけないことです。

私が以前、ブログで「神はいない」と書きこんだら、信仰キリスト系宗教団体の信者から攻撃されました。彼がしたことはいけないこと。

彼が神を信じてお祈りしたり、歌うのは自由。でも他人がそうならないかと言って、人の生活を壊すのはいけないこと。銃社会も同じ。アメリカ人にアメリカの銃規制をすべきだと、日本のテレビでコメンテーターが言うべきじゃない。

言いたいことグッと抑えるべき、「日本ではこうなのですが・・・。」くらいに抑えるべき。でないと日本を攻撃してくる近隣の国のようになりかねない。

日本人は日本国の見方をするのは当然でしょうが、冷静になってみると、政治家やマスコミ、あのNHKだって隣国が打ち上げたものは「ミサイル」と呼び、日本がほぼ同じものを打ち上げたら「ロケット」と呼ぶ。

公正じゃない。資本主義は正しくて共産主義は間違っているという思想の違いを善悪に当てはめている。もちろん、私は資本主義が好きだし、日本が好きですが、マスコミがミサイル、ロケットの定義を感情で使い分けるのが怖い気がする。


「自分は正しくて、他人は憎い」という感情は本能なのかな?違いを認めて共存って無理かな?無理か。。

でも、この映画に限って言えば、トムクルーズが、自分の価値観と合わない犯罪者を殺す映画ですが、自分と意見の合わない悪人は殺してもいいという発想はとんでもない考えなのです。

悪人にとっては、善人が邪魔でしょうがないかもしれません。法を犯すのはどちらか?法を犯すから悪いのか?でも悪人を殺したトムクルーズも法を犯した。

違いは、前者は金のために人を殺した。トムクルーズは自分の価値観を守るために人を殺した。

金の為ならだめで、価値観を守るためなら人を殺していいのか?

この映画は、そうなっています。

でも、アメリカ人も、日本人もそんなことに気付かずに、ポップコーンを食べながら映画鑑賞してるのでしょうね(ー_ー)!! 平和かな?

ちなみに、多額の金をもらって映画に出演しているトムクルーズの本名は、 トーマス・クルーズ・メイポーザー4世(Thomas Cruise Mapother IV)

メイポーザー4世って!? 4世って日本人にはなじみがないけど、自分の子供に4世とかつけるのは悪いような気がしますね(笑)

日本では、何代目とか、威張るときに使いますけどね。老舗〇〇とか、伝統的〇〇とか、名前には付けませんよね。
話がそれましたが、殺し合いの映画を見過ぎると、感覚がおかしくなるような気がします。

子供の観る戦隊ものも、正義は悪を暴力で殺して良い。自分と価値観の違うグループを殺すのは正しいのだ、それが平和だ!と一貫しています。

「敵に言って聞かせる」ことはしません(笑)

言って分かる相手じゃないものの近くで暮らす現実。

実社会では、殺して終わるというパッピーエンドにできないので、アウトローみたいな映画を観て、「やった気」になってストレス解消しようというのかな?

今から、もう一つ映画を観てきます。

96時間 リベンジ

という映画、今度は、復讐の映画、また銃がいっぱい出てくる殺し合いの映画。今度は家族を守るために戦う男と、彼の敵は、彼に犯罪者である息子を殺された父親。

今回は、どっちが正しい?とかの内容でなく、「正しいのは自分」同士の激突かな?

正しい殺人てなんだろう。

日本政府も「戦争」や「死刑」っていう殺人をするしね。政府が殺せば正しいのかな?

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【リベンジはやっぱり】
私なりに映画「リベンジ」の感想を述べますと・・・

まず、観てみて良かったかどうかというと、ん~
1800円は高いけど、まあ、良いかな?

CGをたくさん使った感はないし、真面目に撮影された映画でした。(最近のCGだらけの映画にはうんざりです。)

リベンジは英語でrevengeです。その意味は復讐、報復、仕返しです。

主人公が復讐するのかと思いきや、復讐のターゲットにされるという内容。

誘拐犯が救出にきた被害者の父に殺され、殺された犯人の父の犯罪組織が被害者の父を殺すために報復をするが、今回もやられてしまう。

主人公や家族は助かり、犯罪組織は全員殺された。

一見ハッピーエンドですが、冷静に観ると、キリスト教徒である裕福なアメリカ人は、何人もの人を殺してもおとがめなし笑顔で暮らせる。
貧しいイスラム教の人たちは悪者で、殺されて当然という内容でした。

すごい差別的な偏見映画。アメリカってすごい。やりすぎ。これは必見の価値ありの映画です。

観る人も「主人公が正しい」という偏見を捨てて観るといいかも。

アメリカの映画って、犯罪組織がイスラム系って言うのが多いですよね。

イスラム系アメリカ人は、9.11テロ以降アメリカ国内で差別されているとニュースで見たことがありますが、気の毒です。

昔の映画では、ロシア(ソ連)が悪者でしたね。シルベスタースタローンの映画ロッキー4でも敵のボクサーは冷酷なロシア人。ランボーもアフガニスタンでソ連と戦っていた。

今の敵はイスラムか?自分が正しいなら、相手は間違っているから殺してもいいのだというこの映画、この考え方はアメリカの常識なのでしょうか?
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人が人を支えるのが社会です。
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チコ
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医療機関勤務
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茨城県には、筑波大学医学部がありますが、ほかに医科大学はありません。医師不足が深刻です。逆に歯科医院は飽和状態です。失策ともいえる医療業界で頑張ります。
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