2012/04/11 12:08:05
五月病とは、抑うつや無気力、不安感、仕事が思うようにできない焦りなどが特徴的な病気です。
病気の主訴としては、不眠や疲労感、やる気が出ない。仕事に行くのが嫌だ・・・などです。
満開の桜の木の下で幸せそうに写真を撮る人がいる一方で、新社会人の一部には、新年度の新しい環境への期待と不安があり、意気込みは大きいものの、その環境に適応できないで悩んでいる人がいる。
ゴールデンウィーク明けの5月にこの症状が表面化するために5月病と言われる。うつ病です。
医学的な診断名としては、「適応障害」あるいは「うつ病」と診断されます。
最近まで専門学校に居て、春休みを満喫していた歯科衛生士学校の卒業生、新歯科衛生士も五月病によくかかる。
しかし、本人は病気にかかっている。精神病であるという認識はない。「院長、相談があるんです・・・実は、このように悩んでいて・・・私の理想はこうなのに・・・職場で活躍できていないのが、みんなの足手まといみたいで・・・」と相談してきます。そのまま自主退職となれば、この不景気の時代、ニートになる可能性が高い。
「心療内科」の受診が正しいのですが、何もしないでいると引きこもり、ニートになってしまいます。病気を治して社会に復帰して欲しいものです。
病気になる人は気の毒ですが、その人が悪いからではない。
だれがなるかはわからない。
社会には弱い人や強い人、権力のある人ない人。いろいろな人がいる。
みんなで少しずつでも弱い人を助けながら生きていければいいと思う。
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